

古くから住宅地として成熟してきた立石の街並みの雰囲気と、荒川の水辺に近いロケーションのイメージ。そして都 心に近くありながら、穏やかな自然のリズムが漂う住環境。こうした様々な二面性を持つ立地の特性は、二棟構成という配棟計画にも反映されている。敷地全体 計画では、陽射しを豊かに南向きのA棟を中心に、角住戸を豊富に設定した東向きのB棟もプランニング。さらにゆとりあるランドスケープを活かして、潤いあ るオープンスペースの自主管理公園と、全戸分の駐車場の確保も実現している。 地上8階建て・総戸数74戸のスケールで誕生する外観ファサードは、空のブルーと大地の温もりと調和するような落ち着いたアースカラーで構築。そして外壁 のアクセントとして、周囲の景観に圧迫感を与えることがないよう、ホワイトの吹き付けを施し、さらにバルコニーラインに斜形のデザインを採り入れることで 軽快感を演出した。建築コンセプトの「ZEN-ism」に相応しい、先進性と伝統性を感じさせる佇まいを追求している。
|
|
エントランス完成予想図 |
![]() |
外部の喧噪を緩やかに忘れさせ、私的領域へと誘うエントランスは、大通りに面さない一歩奥に入った静かな場所に設置。南からの太陽が豊かに降り注ぐ明るく爽やかな空間に、心地よく人を誘うアプローチスペースをプランニングしている。マンションの 格調と品位を物語る空間に相応しく、エントランス正面には、涼しげな木立のシンボルツリーと、質感豊かな落ち着いた色調のタイル貼りのフロアを採用。住ま う方のステイタスをさりげなく物語り、周囲の街並みの景観向上にも寄与するような雰囲気を演出している。また、エントランスの庇や植栽帯などには、空間を 優しく照らし出すダウンライトやアッパーライトの間接照明を設置。昼間だけでなく、夜にも美しい風情で住まう方を迎えられるよう配慮している
|
パブリックな空間から、プライベートな空間への中間領域となるエントランスホール。この場所で は、ゆったりと自然に気持ちを切り替えられるような空間のシークエンスを大切に仕上げている。風除室を抜けた瞬間に広がる美しく開放感あふれるホールは、 外部の公園の緑の景色をダイナミックに採り入れたオープンなスペースをプランニング。壁一面にめぐらしたワイドなガラススクリーンからは、優しい光と共に 自然の潤いを眺められるよう設計した。スタイリッシュな空間美と、さわやかな四季の景色に包まれる穏やかな日常。満ち足りたひとときをゆったりと満喫でき るよう細部に心を尽くしている。
|
エントランスホール完成予想図 |